※この記事は広告をふくみます。
【皮膚科医監修】男性のシワを予防・改善する方法|2024年最新版
おでこのシワ・眉間のシワ・頬のたるみなど。顔のシワを予防・改善するには、適切なスキンケアをはじめ生活習慣の見直しも大切です。この記事では皮膚科医監修のもと、男性のシワの原因と対策をわかりやすく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
まずはシワを改善するメンズ化粧品をご覧になりたい方は、こちらのボタンから移動できます↓
この記事の監修医師
LonaLona Clinic 院長
三輪 菜つ美 先生
保有資格・所属学会
・抗加齢専門医
・日本医師会認定産業医
・日本皮膚科学会 会員
・日本抗加齢医学会 会員
・日本抗加齢美容医療学会 会員
・国際抗老化再生医療 会員
北里大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院にて研修終了後、都内クリニックにて内科・皮膚科医として勤務。その後、3年間にわたり都内美容クリニックにて院長をつとめ、現在のロナロナクリニック院長に就任する。著書「ラメラの秘密」を幻冬舎より出版。
※監修医師はシワに関する情報について監修しています。この記事で紹介する製品や広告等には一切関与しておりません。
1 中年男性の肌の特徴
男性のシワはダンディな印象を与えることもありますが、実年齢より老けてみられたり、不健康にみえることもあります。
一般的にシワが気になり始めるのは40代前後からですが、この年代にはシワ以外にも老けてみえる要素がいくつかあります。
まずは、中年男性の肌の特徴からチェックしていきましょう。
1.1 男性のシワは深い
女性にくらべて男性の肌は老化がはやく、シワも深くきざまれる傾向にあるといわれています。
シワが深くなる主な原因
- 男性ホルモン(テストステロン)の低下
- 紫外線 など
女性の多くは1年をとおして紫外線対策をしていますが、その習慣をもつ男性はまだ少ないのが実情です。
そのため、長年にわたって浴びつづけた紫外線の影響により、男性の肌は老化がはやく進むというわけです。
1.2 肌が赤黒くなる
若い男性の肌は、色が明るくて健康的ですが、年齢とともに赤黒くなっていく傾向があります。
その原因の1つは紫外線です。男性は紫外線対策をする習慣がない分、日焼けして赤黒くなっていくのです。
まだ若いうちは、日焼けをしても時間がたてば白く戻っていたかもしれませんが、年齢とともに肌のターンオーバー(新陳代謝)がおそくなり、赤黒さがのこるようになります。
1.3 メロンパン肌
若い男性の肌はなめらかですが、年齢とともに頬やあごの肌がでこぼこして、ゴワゴワした質感になっていきます。
その見た目から「メロンパン肌」とよばれることもあります。
これは、長年にわたるシェービング(ひげ剃り)の影響だと考えられています。
ひげを剃ると、どうしても肌表面の角質までそぎ落とされてしまいます。
肌はそのダメージを修復しようとしますが、日々シェービングがくり返されるたびに、肌はゴワゴワしてメロンパンのような見た目になっていくのです。
肌にやさしいシェーバーや専用のシェービングフォームを使うなど、肌をまもる工夫をしましょう。
1.4 若い頃より脂でギラギラ
女性は年齢とともに肌の皮脂量がへりますが、一般的な男性は50代になってもへりません。
そして、年齢とともに肌のキメが荒くなるため、たとえ皮脂量が変わらなくても脂でギラギラしてみえます。
「若い頃より、おでこや鼻がやたらテカる」というのは、このためです。
1.5 肌の水分量は低下
肌の皮脂量はへらない一方で、水分量は低下していきます。
すると、肌表面は脂でギラギラするにもかかわらず、肌内部は乾燥する「インナードライ」の状態になりやすいといえます。
インナードライを放置するとシワができやすいとされているので、適切なスキンケアが大切です。
2 男性のシワの種類
シワは、浅いシワや深いシワなど、大きく分けて4つに分類されます。ここではシワの種類をみていきましょう。
2.1 表皮じわ【小じわ】
表皮じわは、肌の表面にできる浅いしわで、一般的には「小じわ」とよばれています。
乾燥しがちな目元や口元にできやすく、角質ケアや保湿といった適切なスキンケアで軽減することができます。
肌の乾燥がおもな原因であることから「乾燥小じわ」とよばれたり、その見た目から「ちりめんじわ」ともよばれます。
2.2 真皮じわ【深いしわ】
肌は外側から順に、表皮・真皮・皮下組織でなり立っていますが、真皮じわはその名のとおり、真皮層にまで達した深いしわです。
小じわなどが肌に記憶されてV字型に落ちくぼみ、溝がふかいために目立ちます。
2.3 表情じわ【眉間・おでこ】
「眉間やおでこのシワが気になる」という男性は少なくありませんが、それは表情じわの1つです。
また、笑ったときに目尻にできる「笑いじわ」もおなじです。
2.4 たるみじわ【頬のたるみ】
目の下や、口もとのほうれい線が気になる男性もいるでしょう。
これらは「たるみじわ」の1種で、肌をはじめ、皮下組織や筋膜がたるむことによって引き起こされます。
3 男性のシワの原因
しわの原因は1つではなく、複合的な要因がはたらいて発生するとされています。ここでは5つの要因をお伝えします。
3.1 肌の乾燥
男性の肌は意外と乾燥しているといわれていますが、肌が乾燥すると小ジワができやすくなります。
肌を乾燥させるおもな原因は、次のとおりです。
- シェービング(ひげ剃り)の影響
- スキンケア不足や、間違ったスキンケア
- 紫外線対策をしていない
3.2 テストステロンの低下
男性は加齢により、男性ホルモンの1つである「テストステロン」が減少しますが、それは肌にも影響します。
テストステロンが減少すると肌のターンオーバー(新陳代謝)がおそくなり、真皮層の主成分であるコラーゲンの生成が抑制されてしまいます。
すると、深いシワや顔のたるみなどが引きおこされます。
3.3 紫外線
紫外線はシワやたるみの大きな原因の1つです。
女性は1年をとおして紫外線対策をしている人が多いですが、男性でそれを行っている人はまだ少ないといわれています。
紫外線には「UVA」と「UVB」の2種類がありますが、シワやたるみを引き起こすのはUVAの方です。
UVAとUVBの違いは?
- UVA
波長が長いため肌の真皮層にまでとどき、肌の弾力の元であるコラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。その結果として、深いシワやたるみが引きおこされます。 - UVB
波長が短く、肌の浅いところにダメージを与えます。日焼けによる炎症とメラニン色素の産生を引きおこし、シミやソバカスの原因となります。
3.4 表情の癖
例えば、考えごとをするときに眉間をよせたり、パソコンやスマートフォンの操作中に眉間をよせるといった表情の癖が、年齢とともに弾力をうしなった肌に刻みこまれていきます。
3.5 生活習慣
体内で過剰にふえた「活性酸素」は、シワやたるみを引きおこすとされています。
活性酸素は、呼吸によって体内にとりいれられた酸素が変化したもので、体内に侵入したウィルスや細菌を撃退する役割があります。
その一方で、ふえすぎた活性酸素は肌のコラーゲンやエラスチンをきずつけたり、それらをうみだす線維芽細胞のはたらきも低下させてしまいます。
次のような生活習慣は活性酸素をふやすとされています。
- 食べすぎ
- アルコール
- たばこ
- マラソンなどの激しい運動
- 過度のストレス
- 紫外線 など
4 男性のシワを防ぐスキンケア方法
基本のスキンケアは、洗顔・保湿・日焼け止めの3ステップです。
男性の肌は意外と乾燥していること、そして、乾燥はシワの原因になることは先にお伝えしたとおりです。
きちんとスキンケアしているつもりでも、間違ったやり方では効果はえられないため、一緒に見直していきましょう。
4.1 洗顔の基本とやり方
洗顔は、スキンケアの中で一番むずかしいと言われています。
余分な皮脂や汚れなどを洗い流すさいに、どうしても肌に必要なうるおいまで流されてしまうからです。
特に、男性は力をいれて擦り洗いしがちですが、肌のまさつは、乾燥小じわ・肌荒れ・吹き出物・シミなどの肌トラブルをまねくので注意してください。
肌にあう洗顔料をしっかりと泡だて、泡のクッションでやさしく洗うことが重要です。
洗顔料を泡だてるのが苦手な人は、100円ショップなどで販売されている「泡立てネット」の使用がおすすめです。
4.2 保湿の基本とやり方
洗顔やシェービングの後は保湿しましょう。
「肌が脂っぽいから乾燥していない」「保湿は必要ない」と思う男性もいるかもしれません。
しかしながら、乾燥した肌をうるおすために、皮脂が過剰に分泌されていることもあるので注意が必要です。
保湿用の化粧品には、
- 化粧水
- 乳液
- 美容液
- ジェル
- クリーム
など、いろいろなアイテムがあります。
これらを組みあわせて使う場合もありますが、肌の状態や製品によっては1つだけで済むこともあります。
いずれにしても、肌にあうアイテムを使うことが大切です。
保湿のやり方
顔の部分(Tゾーン・Uゾーン)によって保湿の仕方を変えるのも有効です。
下記のやり方がありますので参考にしてみてください。
- Tゾーン
鼻やおでこなど脂っぽくなりやすい部分なので、化粧水などさっぱりとした使用感の製品を使用する - Uゾーン
ひげ剃りなどで乾燥しやすい部分なので、乳液などでしっかりと保湿する
保湿をするさいはソフトタッチでおこなうのが鉄則です。
化粧水を肌に叩きこんだり、クリームやジェルなどを擦りこむと、肌ダメージの元になるので気をつけましょう。
4.3 日焼け止めの基本と使い方
くり返しお伝えしているように、紫外線はシワやたるみの大きな原因の1つです。
紫外線は1年中ふりそそいでいるため、季節をとわず日焼け止めをつかうなどの対策が欠かせません。
ゴルフなど屋外のスポーツを楽しんだり、屋外で仕事する機会のおおい男性は、特に気をつけましょう。
日焼け止めを使うさいのポイントは、こまめに塗りなおすことです。
外出前に日焼け止めをぬっても、活動しているうちに汗や皮脂などで落ちてしまうことが多々あるからです。
5 メンズスキンケアの選び方
店頭やオンラインショップでは数々のメンズスキンケアが販売されているため、どれを選んでいいか迷ってしまいますよね。
ここでは「製品を選ぶためのポイント」を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
5.1 シワ改善の有効成分
シワを改善するには、有効成分が配合された「医薬部外品」をえらぶことが大切です。
日本国内で認められているシワ改善の有効成分は、下記の3つです。
- ニールワン®
- レチノール
- ナイアシンアミド
購入の際にはパッケージなどをよく確認して、上記のうちいずれかの有効成分が配合された製品をえらぶとよいでしょう。
一般の化粧品に有効成分はふくまれていないため、必ず「医薬部外品」かどうかを確かめてください。
5.2 肌質に合わせる
スキンケア製品は、自分の肌にあうものを継続してつかうことが重要です。
例えば、皮脂量がおおい脂性肌なのに、油分がたっぷりふくまれた保湿クリームをつかうと、肌がますますギラギラしたり、毛穴のつまりやニキビなどの肌トラブルを起こすことがあります。
下記を参考に、肌にあう製品をえらんでみましょう。
製品タイプ | |
乾燥肌 | 保湿力の高いものや、しっとりとした使用感の製品 |
脂性肌 | 油分の配合が少なく、さっぱりとした使用感の製品 |
敏感肌 | アルコールフリーなど低刺激性の製品 |
自分の肌質がわからない人は、スマホで簡単に診断できる「肌診断アプリ」を利用するという手もあります。
インターネットで検索するといろいろなアプリが出てくるので、興味のある人は検索してみてはいかがでしょうか。
5.3 手軽さ
「スキンケアするのが面倒」「時間や手間をかけたくない」という男性には、下記のように手軽につかえる製品がおすすめです。
- 泡立て不要の洗顔料
ボトルを押すと泡がでてくる製品や、泡立て不要のジェル洗顔料などが市販されています。 - オールインワン
化粧水・乳液・美容液などが一体となったオールインワン化粧品なら、洗顔後それ1つでスキンケアが完了します。
5.4 日焼け止め効果
「いちいち日焼け止めをぬるのは面倒」という男性は、UVカット機能があるスキンケアを選ぶのもよいでしょう。
朝の洗顔やシェービング後につかうだけで、保湿とUVカット、両方の効果がえられます。
ただし、こうした製品のおおくは、日常づかいに適した紫外線防止力となっています。
屋外でスポーツするときや1日中外で仕事するようなときは
- より紫外線防止効果の高い日焼け止め
- 汗や水に強いウォータープルーフタイプの日焼け止め
を使うようにしましょう。
5.5 使用感や香り
有効成分が入っていたとしても、使用感や香りがあわなければ使いつづけることは難しいかもしれません。
スキンケア製品をえらぶに際には、
- 肌につけたときの感触
- ベタつかないか
- 香りは心地よいか
など実際にためしてみて、自分の好みにあっているか確認するとよいでしょう。
サンプルやトライアルキットを利用すれば、比較的安価にためすことができます。
5.6 ブランドの信頼性や評判
スキンケアブランドによっては「返金保証」や「アフターサポート」が受けられますので、そういったブランドを選ぶのも1つです。
また、製品のレビューや評価をチェックし、実際につかっている男性の声を参考にするのもよいでしょう。
5.7 価格と容量
スキンケアは継続することで効果がえられるため、コストパフォーマンスも考えて、長期的に使いつづけられるものを選びましょう。
ちなみに、有名ブランドなどの高額な製品は、効果も高そうなイメージですが、必ずしも自分の肌にあうとは限りません。
たとえ安価でも、肌にあう製品をつかうことが重要です。
以上のポイントを参考にしながら、自分にあうスキンケア製品を選びましょう。
また、肌の状態は変化するものなので、季節やその時々の状態などにあわせてスキンケアを変えるという柔軟性も大切です。
6 おすすめのメンズ化粧品
シワやたるみが気になる男性のために、編集部が厳選したスキンケア製品をご紹介いたします。
※製品の選定には監修医師は一切関与しておらず、編集部が独自に選定しております。
6.1 保湿 (オールインワン)
バロニー ミラー オールインワンジェル
シワ改善の有効成分「ナイアシンアミド」配合
メンズブランドBARONYの薬用オールインワンジェルです。
化粧水・乳液・美容液クリーム・パックの役割があるため、洗顔後はこれ1つでスキンケアが完了します。
シワ改善の有効成分を配合した医薬部外品なので、おでこや眉間などの深いシワにも効果が期待できます。
うるおうのにベタベタせず、快適な使い心地です。
タイプ | 医薬部外品 ※シワ改善有効成分:ナイアシンアミド |
内容量 | 50g |
香り | パッションムスク |
形状 | ジェル |
6.2 洗顔料
バロニー ミラー グレイスウォッシュ
乾燥小じわの気になる肌に
40〜50代男性向けのメンズブランドBARONYの洗顔料です。
皮脂でべたつくのに乾燥する中高年の肌を、スッキリ&しっとり洗い上げます。
バブル洗顔とクレイパック、2つの使い方ができます。
- バブル洗顔
毎日の洗顔には、洗顔料をよく泡立てて洗う「バブル洗顔」がおすすめ。 - クレイパック
しっかり汚れを落としたい時には「パック」として使えます。毛穴の黒ずみまでスッキリ。
肌タイプ | 混合肌 |
内容量 | 80g |
香り | ラベンダー, ユーカリ |
形状 | クリーム状(スクラブ入り) |
6.3 日焼け止め
紫外線予報 透明UVスプレー【SPF50+ PA++++】
外出前にシューっとスプレーするだけでOK!
メンズコスメで知られる石澤研究所の日焼け止め(スプレー式)です。
顔・髪・体に使えて、白くなったりベタベタすることはありません。
汗・水・皮脂に強いウォータープルーフなのに石けんで落とせます。
スプレーした瞬間はオレンジの香りがしますが、すぐに消えていきます。
内容量 | 150g |
香り | オレンジ精油の香り |
不使用 | 無色素、無香料、無鉱物油、ノンパラベン、ノンアルコール |
肌タイプ | ふつう肌 |
7 男性のシワを防ぐ生活習慣
しわを防ぐには適切なスキンケアのみならず、生活習慣をととのえることも重要です。
肌は身体の一部であり、生活習慣の影響をおおきく受けるためです。
ここでは食事・運動・睡眠についてお伝えしますので参考にしてみてください。
7.1 食事
肌は食事からとりいれた栄養素でつくられるため、栄養バランスのよい食事がかかせません。
下記の栄養素をとりいれながらバランスのよい食事を心がけましょう。
β-カロテン
紫外線をあびることで発生する一重項酸素(活性酸素の1種)は、しわの原因の1つです。この一重項酸素を体内の酵素で無害化することはできませんが、野菜やフルーツにふくまれるβ-カロテンには消去するはたらきがあります。
【β-カロテンを多くふくむ食品】
にんじん・ほうれん草・ピーマン・かぼちゃ・スイカなど
ビタミンE
ビタミンEは強力な抗酸化作用をもつことから「若返りのビタミン」ともいわれています。血流をよくしたり新陳代謝をうながす働きがあるため、しわの予防や改善にも効果が期待できます。
【ビタミンEを多くふくむ食品】
ピーナッツ・アーモンド・大豆・アボカド・うなぎなど
ビタミンC
ビタミンCは、しわの原因の1つである活性酸素を除去してくれる「抗酸化物質」です。さらには、体内で抗酸化のために使われたβ-カロテンやビタミンEをリサイクルする働きもあります。
【ビタミンCを多くふくむ食品】
イチゴ・キウイフルーツ・グレープフルーツ・ブロッコリー・パプリカなど
コラーゲン
コラーゲン(タンパク質の1種)が不足すると、肌の弾力がなくなってシワの原因になります。サプリメントなどで売られているコラーゲンを摂取しても、体内で分解されてアミノ酸になります。
そして、体内で再合成されてコラーゲンとなりますが、その際にはビタミンCと鉄も必要なので、それらを一緒にとると効果的です。なお、コラーゲンではなく、タンパク質をとるのもよいでしょう。
【コラーゲンを多くふくむ食品】
豚足・鶏の皮・手羽先・魚の皮・うなぎなど
7.2 運動
2023年、「筋トレは美肌に貢献する」ということが世界ではじめて報告されました。
本研究は、立命館大学スポーツ健康科学部の藤田聡教授らの研究チームと、ポーラ化成工業株式会社とで共同しておこなわれたものです。
研究のポイント
- 有酸素性運動と筋力トレ―ニングは、どちらも皮膚老化を改善
- 特に、筋力トレ―ニングは加齢によって薄くなり見た目の若々しさに関連する真皮の厚み※1まで改善
- その機序として、運動による血中成分の変化と、それによる真皮の細胞外基質※2( ECM ; Extracellular Matrix)の増加が関与していることを解明
※1 真皮の厚み:真皮の厚さは顔のシミ、シワ、たるみ、見た目の若々しさに関連する。
※2 真皮の細胞外基質:コラーゲン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンなど。
出典元:立命館大学-筋力トレーニングが美肌に貢献することを世界で初めて報告
運動は、ストレス発散や健康づくりにも役立ちます。運動不足だと感じている人は、この機会に運動をはじめてみてはいかがでしょうか。
7.3 睡眠
「睡眠不足は肌の老化につながる」ことをしめす研究結果もあります。
Estée Lauderが、University Hospitals Case Medical Centerに委託した研究によると、
- 睡眠不足の人は皮膚老化の兆候がつよく、皮膚バリア機能の破壊や紫外線などのさまざまな環境ストレスからの回復がおそいことが実証された
- 睡眠の質が悪い人は、小じわ・皮膚のたるみ・弾力性の低下など内因性皮膚老化の兆候がふえており、睡眠の質がよい人にくらべて見た目が老けてみえるという結果になった
ということです。
慢性的な睡眠不足は、成人病などのリスクを高める可能性もあります。睡眠時間をしっかり確保したり、睡眠の質をよくする工夫を心がけましょう。
8 美容クリニックのしわ治療について
しわを予防・改善するにあたって、よりしっかりとした効果や即効性をもとめる場合は、美容クリニックの肌治療を検討するとよいでしょう。
美容クリニックは大きく「美容皮膚科」と「美容外科」にわけられ、それぞれ提供する治療法もちがいます。
- 美容皮膚科の特徴
美しい肌をつくることを専門とする医療機関です。メスを使わずに治療することが大きな特徴で、しわやシミなどの治療がうけられます。 - 美容外科の特徴
形成外科の一分野で美容整形の手術などをおこないます。しわ取りや、たるみをリフトアップさせる治療などがうけられます。
美容クリニックは女性がいくところ、というイメージがあるかもしれませんが、最近では男性専門の美容クリニックや、男性も通いやすいように配慮されたところもあります。
また、美容クリニックによっては「オンライン診療」もうけられ、シワ治療の内服薬やドクターズコスメ(医療機関専売の化粧品)などを購入することもできます。
美容クリニックを選ぶさいには、インターネットで複数の美容クリニックを比較したり、無料カウンセリングを利用するなどしてよく検討しましょう。
以上、男性のシワを予防・改善する方法をご紹介いたしました。ぜひ参考にしてみてください。
※当記事はアフィリエイトリンクを使用して製品の紹介をしています。
※リンクを介して製品を購入されると、代金の一部がとりあえずに還元されることがあります。
※製品や配送にかんする問い合わせは、リンク先の店舗までお願い致します。
※当記事で掲載している情報は、効果効能を保証するものではありません。