
活蔘(カツジン)28はいつ飲む?効果的な飲むタイミングと注意点を解説
疲労回復や滋養強壮で人気の栄養ドリンク「カツジン」。ドラッグストアで手軽に購入できる一方で、「いつ飲むのが効果的?」「寝る前に飲んでも大丈夫?」と飲むタイミングに迷う方も多いのではないでしょうか。この記事では、カツジンの効果的な飲み方から副作用までくわしく解説します。
2025年8月15日更新
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1 活蔘(カツジン)28とは

カツジンは、株式会社明治が販売している栄養ドリンク剤(第3類医薬品)です。
サポニンを多くふくむ「6年根高麗紅蔘」をはじめ、ビタミンB2・ビタミンB6・ニコチン酸アミドなどをバランスよく配合しています。
肉体疲労時などの栄養補給や滋養強壮に効果が期待できます。
2 活蔘(カツジン)28を飲むタイミング
カツジンの説明書には「いつ飲むか」といったことが書かれていません。そのため、朝晩どちらに服用すればよいか、迷ってしまう人が少なくないようです。

カツジンは朝と夜、どちらに飲むのが効果的?

寝る前に飲むと、眠れなくなるか心配…
カツジンの説明書には、飲む時間にかんする記載はないものの、成分表をみると無水カフェインが1瓶(50ml)中、50.0mg入っていることがわかります。
ご存知のとおり、カフェインには眠りをさまたげる作用があります。
カフェインに弱い人は注意が必要【比較表】
カフェインの感受性は個人差が大きく、遺伝的に強い人もいれば、敏感な人もいます。
活蔘(カツジン)28に含まれているカフェイン量を、コーヒーと比較してみましょう。
コーヒーの淹れ方や製品にもよりますが、コーヒー1杯(150ml)あたり約90mgのカフェインが入っているといわれています。
全体量 | カフェイン量 | |
活蔘(カツジン)28 | 50ml | 50.0mg |
コーヒー | 150ml | 約90mg |
カフェインは摂取後30分~2時間ほどで血中濃度が最大となります。その後、血中濃度は少しづつ減っていきますが、5~8時間は体内で効果が続くといわれています。
このことから、人によっては、活蔘(カツジン)28を寝る前にのむと目がさえて寝つけなくなったり、眠りが浅くなることが考えられます。
夜、寝る前に飲むかどうかは、この点を考慮してはいかがでしょうか。

日常的に飲むのはNG

活蔘(カツジン)28は第三類医薬品であるため、1日に何本も飲んだり、日常的に飲むものではありません。
SNS上では、「カツジンを毎日必ず飲んでいる」「飲まないと仕事できない」といった書き込みがみられます。
それだけ信頼を寄せているのかもしれませんが、外箱やラベルにはこう書かれています。
- 成人(15歳以上)1日1回1瓶を服用してください
- しばらく服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この箱(製品)を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
かならず、用法や用量を守って服用しましょう。
3 活蔘(カツジン)28の効果効能
第3類医薬品であるカツジンの効果は、つぎのとおりです。
- 肉体疲労・病中病後・食欲不振・栄養障害・発熱性消耗性疾患・産前産後などの場合の栄養補給
- 滋養強壮
- 虚弱体質
ちなみに、厚生労働省によると、第3類医薬品とは副作用の比較的ひくい医薬品のことです。
日常生活に支障をきたす程度ではないけれど、身体の変調や不調が起こるおそれのある成分を含むものとされています。

有効成分について

活蔘(カツジン)28の外箱には、有効成分・含有量・添加物などが明記されています。
それによると、カツジンの特徴的な有効成分は「6年根高麗紅蔘」です。これは高麗人蔘のなかでも多くの「サポニン」を含むことで知られています。
その他にも、次の成分がバランスよく配合されています。
- 植物性生薬
- 動物性生薬のロクジョウ(鹿茸)
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ニコチン酸アミド など
副作用について

カツジン28は、副作用の可能性が比較的ひくいとされる「第3類医薬品」です。しかしながら、副作用の可能性はゼロではありません。
外箱やラベル等には、副作用についてしっかりと記されています。
使用上の注意
服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この箱を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
[関係部位:症状]皮膚:発疹
4 活蔘(カツジン)28まとめ
- 肉体疲労時や病中病後などの栄養補給、滋養強壮に効果が期待できる
- 1瓶中に50.0mgのカフェインが入っている
- カフェインに弱い人は、夜飲むと眠れなくなる可能性あり
- サポニンを多くふくむ6年根高麗紅蔘エキス配合
- 生薬やビタミン類などもバランスよく配合
- 医薬品なので日常的に飲むものではない
- 副作用で皮膚に発疹があらわれる可能性もある

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参考文献
・KEGG MEDICUS(https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_otc?japic_code=J0601005126)
・厚生労働省 一般用医薬品のリスク区分(https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000050568.pdf)
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