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【歯科医師が教える】1日5分で若々しい印象をつくる「お口の筋トレ」
「顔がむくみやすい」「顔が疲れてみえる」「たるみやシワが気になる」という男性は、お口まわりの筋肉が低下しているのかもしれません。この記事では、歯科医師が考案した ”お口の筋トレ” についてお伝えしています。1日5分、0円でできる方法です。具体的なやり方を紹介するYouTubeのリンクもありますので、ぜひ試してみてください。
2024年12月19日掲載
この記事の執筆者
サウラデンタルクリニック青山・院長
堀 滋 先生(歯科医師)
【保有資格・所属学会】
・日本歯周病学会
・日本口腔インプラント学会
・唾液ケアー研究会
【著書】
・歯のメンテナンス大全(飛鳥新社)
・ウイルスも認知症も生きづらいのも、すべて歯のせい?(小学館)
日本大学松戸歯学部卒業。診療のかたわら海外の最新治療を学びつづけ、積極的に治療に取りいれている。テレビ朝日やTBSなどメディア出演多数。
サウラデンタルクリニック青山
https://hori-dental.com/
筋肉量の低下が引き起こすトラブルとは
全身の筋肉量は年齢とともに減少しますが、これはお口まわりの筋肉もおなじです。
ここ数年は、コロナ禍のマスク習慣やリモートワークなどが重なり、リアルなコミュニケーションの機会が減ってしまいました。
そのため、お口まわりの筋肉の使用頻度が激減し、高齢者だけでなく全世代で「お口まわりの筋肉の機能低下」が進んでいる傾向にあります。
特に「舌」周辺の筋肉の劣化は、低位舌による口呼吸をひき起こし、さまざまな全身トラブルへとつながります。
お口の筋トレによる美容効果
お口の中にあるベロ(舌)はそのほとんどが筋肉なので、ベロを鍛えることは健康と美容につながります。
筋肉は何かを動かすためのものだけではなく、血流を維持したり自律神経を刺激するなど、想像以上に多くの働きがあります。
そんなベロの筋肉をしっかりと動かすことで、
- 皮膚の細胞が活性化される
- むくみの解消
- シワの解消
- 顔色がよくなる
など、若々しさを保つことにつながります。
うれしい健康効果も!
ベロ(舌)の筋肉をしっかり動かすことで、唾液の分泌もうながされます。
その殺菌作用・自浄作用・抗菌作用などにより、
- インフルエンザの予防
- 虫歯や歯周病の予防
- 口臭の予防
にもなります。
さぁ、私(堀 滋)が考案した毎朝5分の「WaiWaiスマイル体操」で、固まった筋肉を効率的に動かして、機能低下を予防しましょう!
お口の筋トレ「WaiWaiスマイル体操」やり方
朝起きたら、必ず体操前にうがいをしてお口の中の細菌を洗い流し、粘膜を湿らせてから始めてください。
スマイル・ワイワイ・グルグル・ベーベー・ゴックンが基本動作です。
- 1. スマイル
- 姿勢を正して鏡の前に立ち、自分に向かって、口角を上げて笑顔を10秒キープ。
この時、上下の歯は離す。
鏡の前で行うことで、潜在意識に「笑顔の筋肉パターン」がインプットされます。
- 2. ワイワイ
- 『うー』『わー』『いー』と一言づつ、オーバーに口を広げて2回発音します。
唇が左右対称の小さい丸、大きい丸、横長の楕円形になるよう意識してストレッチ。
- 3. グルグル
- 舌を「歯と唇の間」に入れて、唇を押し広げます。
顔のシワを伸ばすように押しつけながら、右回りに2回ぐるぐる回す。
次のターンでは左回りに回します。
- 4. ベーベー
- 姿勢を正し、舌を床と平行になるように真っすぐ前に、ゆっくりと2回突きだす。
舌と一緒にあごが前に出ないよう、意識して行う。
- 5. ゴックン
- ゴックンと飲みこむ動作を、舌を上あごに強く押しつけながら2回行います。
- 6. スマイル
- 再び笑顔をつくり、自分の顔を10秒間見つめて終了です。
以上の動きを、毎朝5クール行ってください。
しっかり動かせていれば数週間で首まわりが引きしまり、
- 首まわりの筋肉
- 胸の前の筋肉
- 首の前の舌骨
がよく動くようになったのを実感できると思います。
※個人差があります。
以上、文:堀 滋
お口の筋トレ「WaiWaiスマイル体操」動画
こちらのYouTubeで、より詳しいやり方をご覧いただけます。
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