寝る前に飲んでも大丈夫?明治の栄養ドリンク「活蔘(カツジン)28」
つらい疲れや病中病後などの栄養補給にきく栄養ドリンク、活蔘(カツジン)28。ドラッグストアなどで手軽に購入できるものの、「寝る前に飲んでいいのか分からない」という人もいるのではないでしょうか。この記事では、飲むタイミングをはじめ、効果効能や副作用についてもお伝えします。
2024年11月22日更新
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この記事の執筆者
木津利香
美と健康は一体とするホリスティック美容論を構築し、2004年に美容家として活動を開始。セミナー登壇700件・参加者1万2,000名以上。産経新聞の健康サイトDANTESにて93回にわたり連載。医師が監修する記事をメインに展開するWebメディアを運営。
活蔘(カツジン)28は寝る前に飲む?
「活蔘(カツジン)28を飲みたいけど、いつ飲むか分からない」という人は少なくないようです。
活蔘(カツジン)28は、寝る前に飲むのが効果的なの?
それとも、朝や昼間に飲む方がいいの?
活蔘(カツジン)28の説明書きを確認したところ、「成人(15歳以上) 1日1回1瓶を服用してください」と記載されており、いつ飲むかは書かれていません。
ただ、成分表をみると、無水カフェインが1瓶(50ml)中、50.0mg入っています。
ご存知のとおり、カフェインには眠りを妨げる作用があります。
このカフェイン量を、コーヒーと比較してみましょう。
コーヒーの淹れ方や製品にもよりますが、コーヒー1杯(150ml)あたり約90mgのカフェインが入っているといわれています。
全体量 | カフェイン量 | |
活蔘(カツジン)28 | 50ml | 50.0mg |
コーヒー | 150ml | 約90mg |
このことから、人によっては、活蔘(カツジン)28を寝る前にのむと目がさえて寝つけなくなったり、眠りが浅くなることが考えられます。
そのため、活蔘(カツジン)28をいつ飲むかは、その点を考慮して決めたいものです。
カフェインの感受性は個人差が大きく、遺伝的に強い人もいれば、敏感な人もいます。
カフェインは摂取後30分~2時間ほどで血中濃度が最大となります。
その後、血中濃度は少しづつ減っていきますが、5~8時間は体内で効果が続くといわれています。
活蔘(カツジン)28の効果効能
明治の活蔘(カツジン)28は「第3類医薬品」の栄養ドリンクです。
その効果効能は下記のとおりです。
- 肉体疲労・病中病後・食欲不振・栄養障害・発熱性消耗性疾患・産前産後などの場合の栄養補給
- 滋養強壮
- 虚弱体質
※引用元;KEGG MEDICUS
厚生労働省によると、第3類医薬品とは、副作用の比較的ひくい医薬品のことです。
日常生活に支障をきたす程度ではないけれど、身体の変調や不調が起こるおそれのある成分を含むものとされています。
活蔘(カツジン)28の有効成分
活蔘(カツジン)28の外箱には、有効成分・含有量・添加物などが明記されています。
それによると、活蔘(カツジン)28の特徴的な有効成分は「6年根高麗紅蔘」です。
これは高麗人蔘のなかでも多くの「サポニン」を含むことで知られています。
その他にも、次の成分がバランスよく配合されています。
- 植物性生薬
- 動物性生薬のロクジョウ(鹿茸)
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ニコチン酸アミド など
※引用元;KEGG MEDICUS
活蔘(カツジン)28の副作用
活蔘(カツジン)28は、副作用の可能性が比較的ひくいとされる「第3類医薬品」です。
しかしながら、副作用の可能性はゼロではありません。
外箱やラベル等には、副作用についてしっかりと記されています。
使用上の注意
服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この箱を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
[関係部位:症状]皮膚:発疹
活蔘(カツジン)28は毎日飲んでも大丈夫?
SNSやWeb上では、「活蔘(カツジン)28を毎日飲まないと仕事できない」といった書き込みもみられます。
それだけ信頼を寄せているのかもしれませんが、外箱やラベルにはこう書かれています。
- 成人(15歳以上)1日1回1瓶を服用してください
- しばらく服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この箱(製品)を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
つまり、活蔘(カツジン)28は、1日に何本も飲んだり、日常的に飲むものではないということです。
必ず、用法や用量を守って服用しましょう。
活蔘(カツジン)28まとめ
- 1瓶中に50.0mgのカフェインが入っている
- 肉体疲労時などの栄養補給、滋養強壮に効く医薬品
- サポニンを多くふくむ6年根高麗紅蔘エキス配合
- 生薬やビタミン類などもバランスよく配合
- 副作用で皮膚に発疹があらわれる可能性もある
- 必ず用法や用量を守って服用すること
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